ヒアルロン酸の基礎知識
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お肌の基底細胞で作られた皮膚細胞は徐々に角質化して上に上にと押し上げられていくうちに角質層を形成するのです。角質層は性器などの薄い部分では数層、手や足の皮膚のような厚い部分で20層くらいになっており、基底細胞で生まれて角質細胞となって表皮から剥がれていくのに通常は45日くらいかかると言われています。角質細胞というのは死んでしまった細胞ですから、隣同士の角質細胞がくっつく力を失ってしまうのです。
本来は角質層を形成する力を持っていないのですが、基底細胞の上部で作られるアミノ酸や高濃度のヒアルロン酸とEPAを含む水分が角質細胞同士をくっつけるのりの様な役割を果たして角質層を形成するのです。 美しいといわれるお肌ほど角質層間におけるヒアルロン酸やEPAの濃度は高いといわれているようです。角質細胞の生成段階においてヒアルロン酸が果たす役割は大きく、ヒアルロン酸の少ないお肌では正常な角質化が起こりにくくなっていることが判っているのです。
角質化で使われたヒアルロン酸が角質化の役割を果たした後に、真皮から供給される水分とEPAをジェル化してアミノ酸と共に角質層の間を埋めることで、角質層が物理的な刺激によっても剥がれにくくなっていて、角質層の表面が凸凹していないために見た目のキメも細かく見えるようなると言われているようです。十分な量のヒアルロン酸とEPAと水分の混ざった乳液状ジェルのノリに埋められた角質層間は、角質層同士の癒着もなく角質層間がジェルが緩衝材になることにより緩やかに結合しているため柔軟性があり、より柔らかな感触の皮膚を作ってくれるのです。
ヒアルロン酸とEPAの摂取によって正常な角質層を形成することは、アレルゲンやウィルスなどの侵入を防ぐ皮膚バリアを丈夫にすることにつながりますので、炎症などのトラブルの少ないお肌を手に入れることが可能になるのです。 ヒアルロン酸やコンドロイチンやグルコサミン、EPAと混ざった乳液状の水はすべての細胞の外側を埋めており、その層を通って細胞と血管は栄養や老廃物のやり取りをしているのです。栄養素や老廃物は水溶性の性質のものと脂溶性の性質のものとありますので、ヒアルロン酸と水の水溶性の性質と、EPAの脂溶性の性質の両面をもつ乳液状の水分が必要となっているようです。
ヒアルロン酸には水と結合しやすいヒドロキシル基という成分を多く含んでいるので、1gで約6リットルの水分を保持できるほど保水力に優れているのです。またヒアルロン酸の水溶液は非常にねばねばしていて粘度が高く、粘弾性物質とも呼ばれているようです。この保水力と粘弾性こそがヒアルロン酸の大きな特徴と言われているのです。ヒアルロン酸は抽出したときは白い粉末状の物質ですが、水に溶かすと無色無臭のべとつかないゼリー状になるという性質を持っているのです。
そのため保湿用の化粧品などで多く使用されているようです。美容整形でしわ・たるみを目立たなくするヒアルロン酸注射・注入では、老化のために保水力が失われた肌にヒアルロン酸を補うことで保水力を高め、若返り効果をもたらすと言われているようです。低分子ヒアルロン酸とは、本来大きいヒアルロン酸の分子量を小さくし体内に吸収しやすくしたものなのです。通常ヒアルロン酸の分子量は100万~800万だと言われています。人間の皮膚は通常分子量が3000程度であるのに比べるととても大きい分子量なのです。
そのためヒアルロン酸はそのままの状態ではなかなか皮膚に浸透しにくくなるのです。ヒアルロン酸配合の化粧水やクリームといった肌に直接塗るもの、肌から浸透させるものは、ヒアルロン酸自体の効果は思ったほどでない可能性があるという事になります。そのため開発されたのが低分子ヒアルロン酸なのです。低分子ヒアルロン酸は分子量が小さいため、通常のヒアルロン酸よりもはるかに体内に吸収されやすくなるのです。
特に肌の表面からヒアルロン酸を吸収させる化粧品などでは低分子ヒアルロン酸の方が効果が高いと言われているようです。美容整形でのヒアルロン酸注射・注入に関しては、直接体内へ注射・注入するため、分子量が大きくても問題はないのです。分子量が大きい方が体内に残りやすいので、しわ・たるみでのヒアルロン酸注射・注入には通常のヒアルロン酸が適しているのです。ヒアルロン酸は老化現象と深い関係があるようです。逆に考えるとヒアルロン酸は若返りとも関係が深いのです。
アンチエイジングのための化粧品などで、よくヒアルロン酸が利用させるのはそのためだと言われているようです。ヒアルロン酸はもともと体内で作られていますが、ヒアルロン酸自体が大変壊れやすく、また加齢とともに作られるヒアルロン酸の数が減少するという特徴があるようです。体内のヒアルロン酸の量は幼少時が最大なのです。赤ちゃんの肌がすべすべ、つるつるで潤っていることが多いのはこのヒアルロン酸が大量にあるということも関係してくるのです。あとは加齢とともにヒアルロン酸は減少していくと言われています。
特に30代以降は急激にヒアルロン酸が減少し、40代になるとほぼ半分になってしまうのです。体の保湿機能を持つヒアルロン酸が減少すると、その影響で肌の保水力、張りが失われ、しわ、たるみなどの発生といった老化現象を引き起こすようになっていきのです。年齢とともに体内で減少し、不足してしまったヒアルロン酸を補うことは、こういった老化現象を改善し若返り効果をもたらすと言われています。
ヒアルロン酸注射・注入の主な治療目的にしわを目立たなくさせるというものがありますが、フェイスリフトも同じくしわに対して非常に効果のある治療法だと最近は大人気の美容整形方なのです。フェイスリフトというのは、しわの多い額や目尻の部分の皮膚をひっぱりあげることによって、しわを解消する美容療法なのです。もともとフェイスリフトでは顔と髪の毛の生え際の部分にそって切開をする治療法だったのですが、最近ではプチ整形も広まっているのです。
切らないフェイスリフトとは主にアプトスやワプトスというフェザーリフトと呼ばれる特殊な糸を使用しいるのです。この糸は幅1mm以下の非常に細いものですが、これを皮膚内に埋め込みます。切開の必要はないのです。埋め込まれた糸の周りではコラーゲンが生成され、皮膚に張りを与え、しわを改善してくれるのです。切開の必要がないため、それまでのフェイスリフトに比べてダウンタイムも短いのが魅力的なのです。効果は切開するフェイスリフトに比べて短いものですが、それでも一般的に数年は効果があるようなので、ヒアルロン酸注射・注入に比べると持続期間も効果の程度もすぐれているそうです。